2013/01/29

元受刑者の社会復帰支援

 先日、私も参加しているNPOでフォーラムを開催した。そこではこの世界では名前を知られた方にも講演をしてもらったのだけど、何となくその話を聞きながらもやもやしているので、いつものように書きながら整理をしてみようと思う。

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2011/02/15

高齢・障害出所者への関心

 NPO法人を立ち上げ、認証が降りてから2ヵ月が経とうとしている。その間に新聞やテレビの取材の申込がいくつかあり、そのうちの1つには私も立ち会った。いずれもある程度の時間をかけた取材となるとのことですぐにメディアに載るわけではないものの、この領域も比較的関心を引くものではあるし、何か行動を起こすとそれに関心を持ってくれる人もいるのだなと思う。

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2010/09/20

犯罪への厳罰化ということについて

 最近司法臨床の本を読んでいることもあって、犯罪者に対する刑罰の強化、いわゆる厳罰化について考えている。この領域はどこを切り取ってもそうであるように、法律と哲学と社会学的調査と世俗的な大衆感情と呼ばれるようなものとから成り立っている世界なので、1つの問題について論じようと思うと、私が持っている以上の知識や理解が必要とされてしまう。ひとまず問題を心理的な側面のごく限られたところに絞ってみたいと思う。あらかじめお断りしておくけど、これはまだかなりの程度草稿である。草稿といってもどこかに出す訳ではないけれども、自分が書いたものとしての結論に十分な手応えを感じているかというとそうでもなかったりする。そういうエントリであることを理解して読んでもらえるとありがたく思う。

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2010/04/05

物事の始まりと変質

 4月に入って、そろそろあちこちの大学で入学式があったり、在校生へのガイダンスがあったりしている。私の大学でもそうしたことが行われているが、それとは別にNPO法人の立ち上げに関しても新しい動きが。といっても、必ずしも良い動きではないけど。

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2010/02/13

中間処遇ということ

 2月も半ばにさしかかり、とっくに1月は終わってしまったけれども、当初予定していたスケジュールではやはりNPO法人の申請には辿り着かなかった。それはそうだろうと思うようなまとまり具合であったので、無理に間に合わせるよりは自分たちが目指しているところが何なのか、きちんと共有できるようになることの方がこれからのためには重要であると思う。

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2009/12/31

NPO法人を立ち上げる会合

 年末の慌ただしさが始まる頃、クリスマスの盛り上がりに向けて世間が加速していく時期になると、大学はようやく冬休みを迎えようかという雰囲気になる。大学によってはその前に卒業論文の提出を迎えることもあれば、提出期限を1月に設定している大学もある。どちらの大学であるにしても、慌ただしさを増す世間とは逆に、年末に向かうにつれて大学は閑散とし、教員は自分のための時間を作っていく。そうして暇が出来たところで、以前から検討していたNPO法人立ち上げのための会合を持った。

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2009/07/12

犯罪報道を聞く

 大阪のパチンコ店で放火事件があった。刑務所で仕事をしていると、受刑者は時折こうした犯罪報道について語る。刑務所内で回覧される新聞で見る人もいれば、ラジオ放送の時間のニュースで知る人もいる。毎日どこかで何かの犯罪が起きているけれども、あるものはあまり関心を引くことなく記憶の彼方に流れ去り、あるものは彼らの心に深くを下ろす。例えばそれが今回の放火事件であり、昨年の秋葉原の殺傷事件だ。

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2008/09/29

塀の中と外

 刑務所でのカウンセリングを初めて1年半になるが、これくらいの時間が経つと自分が行っている面接の意義や方向性についてある程度は考えられるようになってくる。それまではこれまでの経験に基づいてやってきた部分、新しい経験としてついていくのが精一杯だった部分がほとんどで、その意味や役割について考える事が難しかったからだ。

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2008/06/29

MBTとパラノイア

 MBTの本を読みながら、ずっと引っかかっていたことがある。それはFonagyが来日した際のセミナーでは境界性人格障害に限定しての治療プログラムとしてMBTを紹介していたし、著書自体も境界性人格障害の治療として書かれているにも関わらず、ところどころに反社会性人格についての記述がある点だ。もちろんMBTはプログラムの作り方によって境界性人格障害以外への適用も可能ではあるだろう。それでもなぜ、という疑問が消えなかったのだ。

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2007/10/31

ホームレス

 刑務所で働いていることは前に書いた。そしてそこでもっとも多い犯罪は窃盗であり、そうした犯罪に向かう人たちの育つ過程にしても現在の生活状況にしても、安定した関係が続かないことについても書いた。こうした人たちの入所前の生活や出所後の生活について聞いていると、もっといろいろと考えることが出てくる。

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