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2010/10/30

日本精神分析学会第56回大会 雑感

 今年も精神分析学会が行われた。最近、何年かに1度は東京での大会になっている。心理臨床学会もそうなのだけど、人数が多くなってくると、それだけの収容人数を誇る会場を探すのが大変になってきて、勢い、大都市に集中してしまうのだろう。学会の楽しみの半分くらいは観光でもあるので(それぞれの土地の風土を知るのは想像力を増してくれる)、東京以外での開催を望んでいる。

 それはさておき、今年の学会。詳しい中身はもちろん書けないし、今年は大学の用事があって全日程に参加できた訳ではないのだけど、行きの電車の中でBollasの本を読んでいたので、何となくBollasに接する機会が多かった。けれども、「対象の影」が持っていた凄みがなかなか感じられないところがもどかしく、事例を示しながらどう語るかではなく、むしろ事例が何をどう語るかによるのだなと思ったり。

 グループって、今ここで起きているグループの動きがどの方向に向かえば良いのかが良く分からないのだけど、やっぱり良く分かりませんでしたと思ったり。

 MBTの発表を聞いたりしながら、FonagyとTargetに忘れられないうちに(もう忘れられてるかもしれないけど)reflective functionのスコアリングの研修を受けに行かないとなと思った。Strange Situationのスコアリングも習いたくて、どちらを先にしようと迷っていたけど、自分の研究としてSSPを使うことはないかなと思うと、RFかな、と思ったり。知り合いの先生が習いに行く、とは聞いたのだけど、その後どうなったかは知らない。どうなったのだろう。誰か一緒に行く人がいたら良いのだけど、どなたか一緒にイギリスに行きませんか? と誘ってみたり。

 周囲にそろそろ個人分析を受け始めている人がいて、本格的にどうするべきかという選択を迫られている気がする。

 とりあえず来年はまた発表しよう。

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