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2010/01/07

Amos奮闘記

 正月の休みはSegalの本を読んで、いたく感動していたのだが、年明け早々研究会が始まってAmosと向かい合っている。正月の休みが今となっては懐かしい思い出に思えてくる。

 今差し当たって困っているのは潜在変数に観測変数が1つ付くだけのモデル。朝野らの「入門共分散構造分析の実際」には観測変数の誤差の平均を0、分散を0、係数を1に固定し、潜在変数から観測変数への係数を1に固定することで、実質的に潜在変数と観測変数を同じにする方法が書かれている(p.113)。それはそれで分かりやすいが、それなら観測変数だけでよいのではないかという指摘も書かれており、その通りに思える。
 一方、こちらのサイトのQ5では、観測変数の信頼性係数を用い、「(1-信頼性係数)*(観測変数の標準偏差)二乗」を誤差項の分散に書き込む、という方法が説明されている。信頼性係数が算出されるということは、観測変数に例えば下位尺度得点を使っており、その下位尺度の信頼性係数を用いるということなのだと思う。おそらく正確には、下位尺度得点を観測変数とせずに、下位尺度に含まれる項目にパスが向かうもう1つの潜在変数を作るのだろうけど、実際にはこのように下位尺度得点を観測変数とすることは良くあるように思う。
 たったモデルのたった1つの潜在変数をめぐってつまづき、潜在変数間の相関を取るかどうかとか、誤差項に相関のパスを引くかとかいうことを考え始めて、げんなりしてくる。どなたか、潜在変数に観測変数を1つ置く場合(下位尺度得点の場合と、本当に1項目だけの場合)の固定の仕方をご存知の方はご教示ください。

 こういったことはきっとtwitterでつぶやくのだろうな。フォロワーがいればだけど。

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