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2008/11/01

日本精神分析学会第54回大会

 精神分析学会が開催中。研修症例の発表を見て、教育研修セミナーに出席。

 初日から書籍販売があって、いくつかの新刊が出ているのを確認した。明日か明後日には購入するかもしれない。出版社の人と話をして、本の売れ行きなどを聞いたりした。岩崎学術出版社の精神分析双書シリーズを再販して欲しいと思っていたが、出版社の方も何とかという思いはあるようで、私が欲しい本を伝えてみたりもした。新刊を出すことについて、古い本が売れなくなったことがその背景にあるという話を聞いて、寂しい気持ちになり、でも再販への期待もあるにはあって出版社としても出せるなら出したいという話を聞いて、うれしくもなった。
 若い世代が何を欲しがっているのか、出版社としてはその情報を求めているようなので、若い世代(ってどれくらいだろう)の人たちは出版社にその思いを伝えてみてもいいのかもしれない。

 ドリンクコーナーがあって、いくつかの学会ではそうしたコーナーがあるのを見たことがあるが、今回はそこにコーヒー以外に、オレンジジュースとウーロン茶があって驚いた。たいてい、コーヒーと紅茶なのだけど。どうでもいい話だが。

 教育研修セミナーで質問をしたら、セミナーが終わった後に背後から誰かに声をかけられて、質問が良かったと褒められた。どこかで見たことのある人だと思っていたら「氏原と言います」と去っていかれてびっくりした。私は時々年配の、というかそれくらいの世代の方に褒められる。以前も教育研修セミナーで発言をしたことをある先生が良かったと言っていたと人づてで聞いたので、翌日お会いした時に何が良かったのかを尋ねたら、何だったか忘れたとのこと。今日のことにしても、何を褒められたのかが分からなくて、逆にしばらく考え込んでしまった。
 せっかく褒めていただけるなら、せめて何がどう良かったのか教えていただけるとありがたく存じます。

 明日からは学会の本番というか、研修症例でない発表に入っていく。今年はまだ臨床を再開して1年だったということで発表申し込みはしなかったのだが、来年は発表できるように今から準備をしていこうと思う。別に誰かに褒められなくてもいいから、日々の臨床の中で行っていることの伝えるべきことを拾い上げ、伝えるべき人に伝えられるような発表にしたいな、と思う。
 さて、もう寝なければ。

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コメント

学会お疲れ様でした。

私の参加した教育研修セミナーでも、素晴らしいご質問をされた先生がおられました。
その先生のご質問のおかげで、発表者の先生方の経験談だけがディスカッションの中心になっていて、テーマが埋もれてしまっていることに、私は気づくことができました。
たぶん、質問をされた先生は、テーマをずっと追って話を聞いておられたので、ご自分の質問を特別には思われなかったと思うのですが、私は、ついつい話にひきこまれて、流されていっていました。
臨床でも、こういうことってあるなぁと思い、冷静に聞くことも忘れないように気をつけようと思いました。

投稿: sakura | 2008/11/03 01:25

>sakuraさん

 こんにちは。お久しぶりです。コメントありがとうございます。

 学会で質問をするのは勇気がいりますね。できるだけ学会中1回は質問をしようと心がけているのですが、話を聞いて、理解して、分からないところを整理して、質問の形にする、って、まだ分からないことが多い者には難しい作業ですよね。話についていくことだけでいっぱいで、そのうち自分がついていってるつもりの話がどこに向かっているのか分からなくなったり。
 臨床の中でもありますけど、どちらも立て直すのに心的努力が必要ですよね。

投稿: nocte | 2008/11/03 23:51

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