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2007/07/24

学問・方法論・自己

 河合隼雄氏が亡くなった。そのニュースについてエントリを書く前にいくつかの経験があって、臨床心理学における研究と基礎系の心理学におけるそれとについて考えさせられた。

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2007/07/18

反省

 心理療法において話を聞くということは、日常生活において話を聞くということとはずいぶん隔たりがあると思う。語られていることを聞きながら、その語り口に注意を払い、語られていることの背景と語られていないことに思いを馳せるからだろう。今はあまり言われなくなったけれども、「心理に出来ることなんて話を聞くことだけ」と言われていた頃があった。そしてそこにこそ心理士の専門性もあった。知識や技術の総体として話を聞くということに現れる専門性を私は今でも大事なことだと思っている。臨床から離れてしばらくすると、この話を聞く、という作業が本当にできなくなる。それは臨床家として恥ずかしいことだと自分で思う。

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2007/07/05

外傷の記憶を薬で消す

 GIGAZINE経由、Telegraph紙のニュース。

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2007/07/04

過去、here and now、AAI

 現代の対象関係論は、少なくともある時期の自我心理学が行っていたような過去の再構成というものを心理療法の主眼にはおいていない。むしろその焦点は面接場面における関係に当てられ、過去の体験ではなくhere and nowの体験が取り扱われている。こうした傾向は面接の中で起こることの全ては転移であるという考えが広まり、今生きているその体験を取り扱うことが人格の統合へとつながるという考えが広まるにつれて強くなり、その結果今では幼少期に何があったのかについては触れることなく面接が進められることもある。

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