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2007/04/30

AAIの研修会

 AAIに関心のある人のためのエントリ。
 詳しい話(というほど詳しい情報が載っているわけでもないけれども)はここに。

 そもそもAAIのトレーニングは英語圏のどこかで研修を受ける必要があったり、逐語の分析をしなければいけなかったり、ある程度英語ができる必要がある。そのため、直接リンク先の情報を読めなければいけないし、その意味ではこのようなエントリは必要ないのだろう。それでも将来に向けて関心を持っている人のために(そういう人がいればだけど)、今分かっている範囲での情報を載せてみようと思う。

 AAIは半構造化面接であり、その実施の仕方については例えば数井みゆき・遠藤 利彦編「アタッチメント—生涯にわたる絆」なんかに書かれている。英語であればMainがいろいろ書いているが、一番まとまってAAIそのものについて書かれていたのはHesseのものであったと思う。どの本に入っていたかは忘れてしまった。
 しかし、AAIの研修に申し込むとマニュアルの一部として実施法についての情報も送られてくるが、この実施の部分は研修の中心ではないようだ。どちらかというと、そうしてインタビューを行った後のコーディング・スコアリングが研修の中心になっているようなのだ。例えば得られた逐語から個人が持っている愛着に関する「安全性」をどのように評定するか、語りの「もっともらしさ」をどのように評定するか、そういった評価の軸とその基準を学ぶことになるようだ。
 期間は2週間。私がもらった情報では、朝9時からだいたい夕方3時までの研修会。その後は課題が出るので、そのための時間として使うことが要請される。次の日の研修はその課題についての議論が含まれるらしい。週末にももちろん課題が出るため、自由時間はほとんどとれないようだ。私の英語力ではなおさらかもしれない。論文を読むことに比べると日常会話を理解することはずっと難しい。

 研修としてはそれに加えて、研修会終了後半年ごとに10人分の逐語を評定してMainとHesseによるチェックを受ける認証試験が1年半続く。つまり30人分の逐語の分析が必要。これは研修を受けたもの全員に必要というものでは必ずしもないが、AAIを自分の研究などで使いたい人は必須となっている。AAIがどういうものか知りたい人、そのエッセンスだけが分かればいい人は必ずしも認証試験を受ける必要はないみたいだ。

 費用は研修費用として$1500と認証試験のために$500。ただし、実際に先方からもらった情報では全部で$1400でそのうち$450が認証試験のための費用ということになっており、ここには宿泊費も含まれている。この辺はある程度受講者が多くなっているために費用を安くできているのかも知れない。あるいは研修会を主宰するトレーナーごとに違っているのかもしれない。もしかすると私の理解が間違っているのかもしれないので、鵜呑みにしない方がいいだろう。

 今のところそれくらいだろうか。
 追加があればまたエントリをあげたいと思う。

追記:5/2 研修費が安くなっているのは確かなようですが、宿泊費は含まれていませんでした。訂正します。

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