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2006/12/31

年末

 先日認知療法と短期力動的心理療法(1)を書いたままに年末を迎え、このまま更新はできそうにありませんので、このエントリの続きは来年に持ち越しになりそうです。どうもすみません。

 今年は初めて臨床心理に関するブログを立ち上げました。いろいろな方に来ていただいて、細々と続けることができています。来年はもう少し具体的な心理療法について、あるいは心理療法を取り巻く状況について、関与するような発言が出来ればなと思っています。
 1年間ありがとうございました。
 来年もまたよろしくお願いします。

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2006/12/29

認知療法と短期力動的心理療法(1)

Svarberg, Stiles, & Seltzer (2004) Randomized, Controlled trail of the effectiveness of short-term dynamic psychotherapy and cognitive therapy for cluster C personality disorders. American Journal of Psychiatry, 161, 810-817.

クラスターC(回避性・依存性・強迫性・受動攻撃性人格障害)への心理療法
統制された心理療法の効果検証が不十分
 先行研究 Winstonら(1994) 2つの力動的心理療法40セッション
 本研究 Winstonらを拡大 認知療法との比較
  おそらくはじめてのランダマイズされ統制された比較

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2006/12/16

カイ二乗検定

 無事に卒論の提出期間が過ぎ、学生たちであふれていたそれぞれのゼミ室もがらんとして、どことなく祭りの後の空気が漂っている。
 卒論の指導をしている間にカイ二乗検定について考えた時があったが、その時に2つのカテゴリーによる分布の偏りを見るのではなく、3つの(層も含めた)カテゴリーによる分布の偏りを見たかったことがあった。平たく言えば、性別×パーソナリティ類型×選択肢でできたクロス集計表の検定を行いたかったのだ。結局どうすればいいか分からず、単純化した形で卒論を書くことになったが、この前、このような層を考慮に入れた方法として、コクラン・マンテル・ヘンツェルのカイ二乗検定というものがあると知った。

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2006/12/05

卒論生用メモ

 相変わらずこのブログへの検索ワードは統計用語で占められている。私の勤務する大学でもそろそろ卒論の締め切りが迫ってきていて、学生たちは日々大学に泊まり込んで最後の追い込みにさしかかっている。締め切りがもっと遅い大学もあるだろうし、今ぐらいが締め切りになっている大学もあるだろう。以前に書こうとして途中で放棄した統計の基本的なメモをあげておこうと思う。

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2006/12/02

マニュアル

 psy-pubさんのところで、マニュアルについて話が上がっていたので、比較的短絡的に反応。その昔前田重治先生が心理療法を学ぶにはまずは「型」を身に付けるところから始めるといい、ということをおっしゃっていたのを思い出した。マニュアルではなく「型」。芸能好きの前田先生らしい表現だと思う。

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